Hans J Wegner
(1914-, Danmark)

Ox chair Model No. EJ100,1960

Leather-covered moulded plywood seat shell on chromed tublar steel base

The "Ox" chair's form gives the design a distinctive and powerful charactor.
Designed to allow much freedom of movement, it is extremely comfortable in use.
The chair is reputably Wegner's personal favorite at home.




オックスチェア。

木製のフレームに、革張りシート、
脚はクロームメッキのパイプ。

これ作るの相当たいへんそうですね。

このオックスチェアはウェグナーのお気に入りで、
100uもある彼の自宅のリビングにおかれています。

「どんな姿勢でも、心地よく座れるのがこのいすの自慢です。」

「ほら、こんな格好だって!」

ほんとに力強さを感じる椅子です。

でも、ウェグナーさん、日本の住宅狭いんですよねー。


ウェグナーは、1914年南ユトランドのドイツにほど近い
Tønder (トナー)の町で生まれました。

父親は靴職人でした。
靴がどのように作られ、道具がどのように使われるのか、
その靴職人の息子はじっとみつめていました。

後年ウェグナーはこう述べています。
「父は手元に目もくれずに、道具を使うことができました。」

やがて少年は、大工の見習いとして働き始めます。

その頃です、少年には木に対する鋭い感覚と、深い愛情が芽生え初めていました。


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