Philippe Starck
(1949-, France)

Miss Trip,1996

Injection-moulded polypropylene seat and
laminated wood back on solid beech legs


"Miss Trip" marks a new maturity in Starck's work which
has given rise to particularly elegant and rational forms.







「64CHAIRS」きっての若手の登場です。バリバリの現役です。エリゼ宮の大統領府の改装もてがけたフィリップ・スタルク。3本足とポリプロピレンの成型が得意な彼が、ブナ材の脚と合板の背板を組み合わせて作った椅子です。分解して持ち運べるんですよ。

綺麗な姿でしょ。都会的なマンションの一室におきたいですね。ただしその部屋は決して散らかしたままにはできませんよ。スタルクのデザインにはどこか優美な女性の姿が感じられます、もうエレガントそのもの、やはりフランス人の血なのでしょうか。


左は「ED Archer」。3本足のうち後ろ足はアルミでできています。前足をカバーしている革の縫い目が女性のスカートのスリットを想像させます。中は「DR.Glob」、右は「Sarapis」、どれも素敵ですね。スタルクの椅子が似合う女性、これまた素敵ですね。


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