Ludwig Mies van der Rohe
(1886-1969, Germany)
Barcelona,Model No.MR90,1929
Bent chromed flat steel frame
with leather strap and buttoned
leather-upholstered cushions
The MR90 was designed by Mies van der Rohe for use
in the German Pavilion at the 1929 International
Exhibition Barcelona. Opulent, yet imparting
a Modern appearance, the chair's form was based on
the sella curulis, a Roman magistrate's stool








バウハウス第3代目のそして最後の校長となった、ミースの作品です。バルセロナ万博のドイツ館で、スペイン国王夫妻を迎えるためデザインされました。モダンな雰囲気がただよっていますが、ローマ時代のえらい人がすわる椅子からヒントを得ているそうです。右はミースの「Chaise longue」です。

金属枠の鏡面仕上げをみても、背と座の革の手の込んだ縫製をみても、なかなか豪華な椅子です。さすがに国王の椅子だけありますね。ゆったりとすわって葉巻などくゆらせるのが似合いそうです。


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